一般的な生理の周期は前月の生理開始日から24日から38日の間が正常といわれていますが、生理の周期が24日より短くなったり39日より長くなったりする事があります。これを生理不順と言います。

生理不順の特徴はこの他にもあります。

生理が3日しか続かなかったり8日以上続く事がありますが、正常な生理は4日から7日続くものなので、これも生理不順と言われています。

生理不順が起こる時にはPMS(月経前症候群)の症状が現れる事があります。

PMSは生理の1週間前から起こると言われていますが、気持ちがうつ気味になったり、頭痛・吐き気・便秘・冷え症・不眠などの症状です。

PMSの症状が生理の2週間ほど前に起こる事がありますが、症状がひどい場合は他の病気も併発している疑いがあります。

早めに婦人科の医師に相談した方が良いでしょう。

不順が起こる原因は色々考えられます。

ストレス

日頃の生活の中でリラックスする機会がなかったり、気分転換がなかったりすると女性ホルモンの分泌量に影響があります。

強いストレスがかかると脳の視床下部が女性ホルモンを出す命令をしなくなり、生理不順が起きやすくなるのです。

過度なダイエット

痩せたいあまり偏食や小食になり、栄養バランスを欠いた食事をすると体重は減りますが、女性に必要な栄養が摂れなくなります。

視床下部の働きが鈍り、女性ホルモンの分泌が滞るようになります。

ダイエットをする時は食事を減らすのではなく、栄養バランスのとれた食事を3度摂って運動をする方が効果的ですし、生理不順が起きなくなります。

赤ちゃんを持つ女性に見られがちなのが、プロラクチンというホルモンの増加です。

プロラクチンは授乳時に分泌されますが、このホルモンには排卵を抑制する役目があります。

これが原因となって生理不順を引き起こします。

甲状腺ホルモンの異常により卵巣が影響を受けて生理不順になる事もあります。

甲状腺ホルモンによる生理不順の場合は、甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症などが疑われます。

甲状腺は喉仏のすぐ下にある小さな臓器ですが、これが体調の良し悪しに関係しています。

甲状腺機能亢進症は出産後や更年期の女性に多く、甲状腺機能低下症は高齢者に多いそうですが、前者は睡眠障害・食欲はあるのに体重が減る・血圧上昇・心拍数増加・手のふるえ・疲労など、後者は物忘れ・冷え症・便秘・体重増加・貧血・低体温・心不全などの症状が起こります。

生理不順を改善するには睡眠を良くとり、3度の栄養バランスのとれた食事と適度な運動、体が冷えないように薄手の腹巻でお腹周りを温め、靴下やネックウォーマーなどで手首と首と足首の3つの首を保護する事が大切です。

どうしても改善されない時は婦人科に行って自分に合った治療法を相談しましょう。